東北の自然と文化が体験できる公園みちのく公園

花ブログ

7月10日(水)お花情報(北地区自然共生園)

自然共生園の湿性花園では、夏の花が増えてきました。
クサレダマが見頃になってきています。クサレダマは、「腐れ玉」ではなく「草連玉」と書きます。地中海に分布するレダマという低木の花に似た草というのが語源だそうですが、乾いた場所に生えるレダマとはあまり似ていません。

明るいレモンイエローで梅雨空の緑を染めています。

チダケサシも咲き始めました。その名前は、チチタケというキノコをとると、この花の茎に刺して持ち帰ったことに由来します。会津や栃木の山里では、チダケサシが咲く頃にチチタケの出汁がきいた美味しいキノコ汁が味わえます。園芸店で売られているアスチルベの仲間です。

ベニシジミが吸蜜していました。

盆花に使うエゾミソハギの花が徐々に増えてきました。

先週、雨で傷んでいたトモエソウも、今週は綺麗に咲いています。

 

展望野草園では、まだ、ノハナショウブが咲き残っています。

ウツボグサは、丸みを帯びた筒のような花の形が、弓を入れる空穂(うつぼ)に似ていることから、その名があります。

カセンソウは「歌仙草」と書きますが、火矢を意味する「火箭(かせん)」の漢字を使うこともあります。

茎の先につける黄色の花は、火矢をイメージさせます。

カワラナデシコが咲き始めました。

草原のあちらこちらでオカトラノオの小群落がみられます。

 

園内では、かつて、笠やしめ縄に使ったカサスゲも育成しているので、この時期、その葉を食べて育ったオオヒカゲがたくさん飛んでいます。関東以西では絶滅に瀕している蝶です。

 

林ではシナノキが甘い香りを漂わせています。花柄の付根にある羽が特徴で、秋には風で実がくるくる飛ばされる様子が観察できます。この木の繊維からシナ布がつくられます。

 

皆様のご来園をお待ちしております。

動画 de みちのく公園

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