8月27日(木) お花情報(北地区自然共生園)
2020年8月27日
まだまだ厳しい残暑が続いておりますが、朝夜は少し涼しくなってきましたね。
みちのく自然共生園では、様々な珍しい植物がご覧いただけます。
【湿生花園】
湿生花園では、サワギキョウやサワヒヨドリ、エゾミソハギが水辺を彩っています。
脇役の目立たない花も今が盛りです。
ムカゴニンジン。秋になると葉の付根にムカゴをつけます。
コシロネ。目立たない小さな花を咲かせますが、別名はサルダヒコという神様の名前です。
湿生花園③の●印では、ギシギシの親分みたいなノダイオウが実をつけています。
ノダイオウの実は、外来種のエゾギシギシのような種子の粒が目立たないのが特徴です。絶滅危惧Ⅱ類です。
ちょうど、ウスバキトンボが飛び交っていました。「精霊とんぼ」とも呼ばれます。
季節の移ろいとともに北へ北へと移動していくトンボですが、寒さで越冬できずに死んでしまうそうです。