カテ飯

カテ飯


カテ飯

「カテ飯」とは、野菜などを混ぜて炊いたご飯のことです。混ぜる野菜や山菜、木の実などを「カテ」といいました。
夏に寒い日が続き、作物の収穫が少ない時などはお米の量が減り、カテの量がだんだん増えていきました。
さらに食べ物が少なくなると、ワラビの根からデンプンを取って作った餅(根餅)なども食料になりました。

カテ飯作りの道具

カテ飯づくりの道具集合写真

カテ切り
カテ飯に入れるダイコンなどを切り刻む道具。

カテ切りのイラスト

カテすくい
カテ飯に入れるダイコンなどをゆでて、鍋からすくう道具。

カテすくいのイラスト

ワラビの根餅作りの道具

根打ち槌
根をたたいてつぶす。

根打ち槌のイラスト

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