みちのく自然共生園

みちのくの自然と共生した里の風景や暮らしの文化を体験できるエリアです。

みちのく自然共生園では、自然を活かし、共生しながら暮らしてきた東北地方の先人の知恵を体験し、楽しみながら学ぶことができます。
豊かな自然や美しい里の風景にふれあい、自然共生の知恵を体験することで、その文化を今の暮らしに活かしていくことをテーマとしています。

※下記体験は、イベント開催時のみの実施となります。

  • 【家族向け】やぎ・ひつじとふれあう
    【家族向け】
    やぎ・ひつじとふれあう
  • 【家族向け】有機野菜の栽培と収穫
    【家族向け】
    有機野菜の栽培と収穫
  • 【家族向け】虫や魚を観察する
    【家族向け】
    虫や魚を観察する
  • 【大人向け】みちのくの花野を復活させる
    【大人向け】
    みちのくの花野を復活させる
  • 【家族向け】四季折々の花野を歩く
    【家族向け】
    四季折々の花野を歩く
  • 【大人向け】自然素材を使った手仕事を楽しむ
    【大人向け】
    自然素材を使った手仕事を楽しむ

みちのく自然共生園の施設

  • 自然共生情報館

    季節ごとのイベントや野の花情報など、四季折々の見所をご案内します。家畜ふれあい体験や工作体験などのイベントの受け付けも行っています。 バックナンバーはこちら
    自然共生情報館
  • 知恵体験舎

    板の間や縁側で、里の風景を楽しみながら、のんびりと休憩できます。農作業体験や、ここで採れた作物を使った食体験など、みちのくの自然との共生が育んだ暮らしの知恵が学べます。
    知恵体験舎
  • 里地の自然

    春は青麦が風にそよぎ、夏になると有機野菜の収穫体験が始まります。秋には、稲の穂が垂れ、柿や栗が実ります。懐かしさとぬくもりのある、みちのくらしい里地の風景や農業体験が楽しめます。
    里地の自然
  • 草原の自然

    茅などの草や家畜が暮らしの必需品であった時代には、里地には草原が維持されていました。草が使われなくなると草原もなくなり、草原特有の動植物が絶滅に瀕しています。ここでは、動植物が豊かなかつての花野の再生を目指し、オキナグサ、サクラソウ、カワラナデシコ、キキョウ、リンドウなど、この地域の野の花をタネから育てています。東北地方で最大級の群生地となった春のオキナグサ、夏から秋にかけてのナデシコやオミナエシが草原を色とりどりに染めます。
    野草の観察や花野の散策、家畜とのふれあい体験のほか、快晴の日には、花野の丘の頂きから屏風岳、熊野岳など蔵王の山々の眺めが楽しめます。
    草原の自然
  • 水辺の自然

    野の花が咲きホタルが舞う「湿生花園」。ここではたくさんの野草が咲く湿地を再生しました。カキツバタ、ノハナショウブ、チダケサシ、クサレダマ、ヌマトラノオ、ミソハギ、コバギボウシ、サワギキョウ等、宮城県では絶滅に瀕した野の花も保全しています。特に初夏のカキツバタ、水辺を一面に赤く染める夏のエゾミソハギがおすすめです。
    水辺の自然
  • 樹林の自然

    森の花が彩る「コナラ林」では、下刈を行って明るい雑木林を再生し、樹林に生える野草を育成しています。
    春にはルリソウ、クリンソウ、初夏にはニッコウキスゲ、夏にはソバナ、秋にはキバナアキギリ等、四季折々の野草が咲き、雑木林の散策が楽しめます。
    樹林の自然

ボランティア活動

自然共生園では、3つの班に分かれて、活動を行っています。
農園班では、東北の農村風景を再現し、有機栽培で作物を作っています。収穫した野菜類で料理を作り、イベント時にふるまうなど、地産地消を目指した活動です。
自然再生班では、東北地方らしい自然豊かな里地の自然を再生する活動を展開しています。サクラソウの保全・増殖のほか、自然共生文化の伝承や掘り起こしも楽しんでいます。
手作り班では、共生園で飼育しているヒツジの羊毛を使って糸紡ぎや染色を行っています。羊毛を使った作品は、自然共生情報館に展示しており、季節ごとにクラフト体験イベントも実施しています。
ボランティア活動

里山地区まで歩いてみよう

自然共生園と里山地区は、ゆいっこ橋でつながっているので、里地里山の風景を楽しみながら散策することができます。里山地区小野分校までは、約2キロの道のりです。

動物取扱業に関する表示

氏名一般財団法人 公園財団
名称国営みちのく杜の湖畔公園 みちのく自然共生園
所在地宮城県柴田郡川崎町大字小野字二本松53-9
種別展示(登録番号第1504152001号)
登録年月日2011年3月15日
有効期間の末日2026年3月14日
動物取扱責任者椎名 春菜
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