ふるさと村

東北6県の特徴ある歴史、風土、伝統、文化を紹介する古民家が大集合!ふるさと村は、風土と歴史に培われた、みちのくの暮らしの文化を伝える古い茅葺の民家を移築したエリアです。それぞれの民家では、映像や模型、展示物を使ってくらしの知恵を楽しく、見やすく、わかりやすく紹介しています。古民家を利用して体験学習もできます。
  • 津軽の家(青森県)

    豪雪地帯の青森ならではの急勾配が特徴。積雪期の出入の便のため、土間正面入口に大型の妻入り庇があります。
    津軽の家(青森県)
  • 遠野の家(岩手県)

    「南部曲り屋」と呼ばれる建物で、同じ屋根の下で馬といっしょに暮らしていました。
    遠野の家(岩手県)
  • 本荘由利の家(秋田県)

    両中門造りという家のかたちで、特徴は主屋の両側の端から二つの出入り口を突き出していることです。
    本荘由利の家(秋田県)
  • 鳴瀬川河畔の家(宮城県)

    大規模な養蚕家屋。洪水の時には家具や食料をすぐ2階にあげられるよう床板が一部取外せるようになっています。
    鳴瀬川河畔の家(宮城県)
  • 月山山麓の家(山形県)

    東北地方には数少ない妻入り民家。屋根には屋根裏の養蚕にとって大切な光や風を入れる窓があります。
    月山山麓の家(山形県)
  • 南会津の家(福島県)

    曲り棟の先端と主棟との入り隅部の2ヶ所に出入口があるのが特徴。曲り棟には馬屋と通り土間があります。
    南会津の家(福島県)
  • 釜房の家(宮城県)

    馬屋は母屋の外に別棟として設け、雪の少ない太平洋岸東北地方南部の特色を表しています。
    釜房の家(宮城県)
  • 長屋門(宮城県)

    中央に開き戸のある門があり、その両側に板倉と、土壁づくりの作業小屋が作られています。
    長屋門(宮城県)

古民家のまわり

  • 湯田河の松

    釜房の家の前にあるこの松は、釜房ダム建設によって水没した湯田河温泉にあったものです。
    樹齢六百年と言われ、鶴が羽を広げているようにも見えることから、「鶴の松」と呼ばれ、川崎町の皆さんに親しまれてきました。
    湯田河の松
  • だんだん畑

    公園のゲートから「ふるさと村」のアプローチ園路にはだんだん畑が広がっていて、 春から秋にかけて、色とりどりの花や実を楽しむことができます。あぜ道を通って下の方まで散策できます。可憐で、どこかなつかしい野の花が風にゆれています。
    だんだん畑
  • 水車小屋

    水車は水の力で、石臼を回したり、杵をついて粉をひく道具です。「ふるさと村」の水車は小屋の中も覗けるので、昔の人が考えた仕掛けをじっくりと観察してください。(現在休止中)
    水車小屋
  • 炭焼き小屋

    「月山山麓の家」の裏手に炭焼き小屋があります。ここでは公園の中の大きくなりすぎた木などを材料にして、実際に炭を焼いています。できあがった炭は、「ふるさと村」」の民家の囲炉裏で利用しています。運が良ければ、窯入れや窯出しを見ることができます。(改修中)
    炭焼き小屋
  • おまつりひろば

    おまつりひろばでは季節ごとにお子様向けのイベント、親子で楽しめるイベントや体験会を開催しています。
    おまつりひろば
  • つかいど

    今のように水道がなかった時代には、家の前の流れや井戸を生活用水として使っていました。流れの堀割りに、石組みなどで造られた階段と洗い場を、宮城県の一部では「つかいど」と呼んでいます。
    つかいど
  • 円筒分水(えんとうぶんすい)

    水田の水争いを避けるため、公平に水を分けるために造られたものです。水をサイホン機能で吹き出して水の出口の方向と広さを調節して、下流に流す水の量を調整するものです。この円筒分水は、岩手県胆沢平野(いわてけんいさわへいや)に現存するものの1/2のミニュチュアです。ここでは池と田んぼに分水しています。「月山山麓の家」の前にあります。
    円筒分水(えんとうぶんすい)
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