山を大切にするならわし/山に暮らす 山を大切にするならわし/山に暮らす 山には人里の近くにある里山と、そこから奥深くに入った奥山とに分けられます。里山は、その地に暮らす人たちにとって身近な山でした。一方、奥山は険しい地形と深い森林におおわれていて、またぎ(猟師)や木地師、たたら師など「山の民」と呼ばれた限られた人々だけが暮らせる場所でした。 山は、木材や山菜、きのこなど多くの恵みを人々に与えてくれます。人々は木を切った後には、必ず木を植えるといったように、昔から山を大切にしてきました。 またぎ(猟師) 木地師