- もとの所在地
- 宮城県遠田郡田尻町(現在は宮城県大崎市)
- 建築年代
- 19世紀後半(明治期頃)
- 規模
- 68.7m2(18.8坪)
- 屋根
- 寄棟造り、茅葺き
- 寄贈者
- 武田 完一 氏
- 宮城県川崎町有形文化財指定第8号(平成17年指定)
もとの所在地
この門は、宮城県北部の旧遠田郡田尻町で農業を営んでいた武田さん一家の屋敷の正面入口に建っていました。
この門が建っていた田尻町は、大崎平野にあって、なだらかな山並みと水田が広がっています。
門の特徴
宮城県北部では、屋敷の正面に倉や納屋等を両側に設けた「長屋門」が広く見られました。この門は、江戸時代末期に建てられたことがほぼ明らかであり、長屋門の原形と言えます。
長屋門 平面図